【報告:「カーロふくしまおはなし会 自分の灯台(Light house)を探す」を実施しました】
2019年2月20日(水)、カーロふくしまにて、南相馬市の戸田光司さんを迎え、おはなし会「自分の灯台(Light house)を探す~死にかけて気づいた、「こうなりたい自分」というLight house~」を開催しました。
戸田さんは震災直後から実家の埼玉県から南相馬市に移住、以後さまざまな団体で主にコミュニティ作りの支援活動に携わってきましたが、その間3回も脳梗塞を経験しました。
前半は、ご自身の体験を基に、将来の自分という灯台(道しるべ)を持つことで、自分を認めプラスに考えるようになったことをお話を頂きました。
後半のダイアログでは、自己紹介のアイスブレイク後、参加者のみなさんが今語りたいことをお話頂きながら、心の中のものを出して、気持ちを軽くする洗い出しとこれからの目標についてなどを共有しました。
参加者からは「過去の痛みや経験を乗り越えて来て現在がある。その道程を肯定的に捉えて自己肯定感をもっと持とうと思った」「日常の中でふり返ったり考えたりできないことが、今日の参加であらためて考えることができました。立ち止まり未来を考えることも大切だと思いました」などの感想を頂きました。
震災後、南相馬で学んだ事があったからこそ、脳梗塞から回復出来たと語る戸田さんと、参加者のみなさんのエンパワーの場になり、充実したひと時となりました。