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報告:日韓ユース・カンファレンス 「まだ原発やってるの?~原発が抱える矛盾 」

1Sept

報告:日韓ユース・カンファレンス
「まだ原発やってるの?~原発が抱える矛盾 」

2014年の日韓ユース・カンファレンスは、「まだ原発やってるの?~原発が抱える矛盾~」をテーマに8月16日(土)~18日(月)に広島県広島市で開催しました。3泊4日の同プログラムには、日本から15名、韓国から20名が参加し、両国に共通する大きな問題である原爆と原発について、共に学び、語り合いました。

参加者たちは、「日本のエネルギー政策はどう推進されてきたのか―日本はどうして原発をすすめるのか、世界の情勢と比較して―」の講演を通じて、原子力社会=原子力推進の政策に関して脱原発社会のヨーロッパ、特にドイツについて学びました。また、両国の参加者が、それぞれ自国における原発の政策や問題点などについての報告をしました。

広島では、平和記念公園の碑めぐり、広島平和記念資料館を見学し原爆について考え、平和への思いを強くしました。また山口県・上関町祝島を訪れ、祝島の方の上関原発建設反対運動や、自然と共に生活する島の暮らしについてのお話を聞きました。参加者にとって、大量生産大量消費の社会と原発のない社会について改めて考える機会となりました。

棚田 ぶたさん

  

交流会では、日本側はソーラン節を韓国側はテコンドーを披露し、またゲームなどを楽しみ親睦を深めました。朝の集いでは、参加者全員で気持を合わせて「君は愛されるため生まれた」を歌いました。

テコンドー ソーラン節

最後にプログラムから学んだこと、これから目指したい未来、自分たちができることなど語り合い、今回学んだことをさらに若い世代に伝えたいという思いを込めて紙芝居を作りました。物語の主人公は2羽の鶴です。韓国にも折鶴があり、この2羽は日本と韓国を表しています。

今回の学びは、日本、韓国のYWCAの取り組みと合わせ、参加者1人ひとりの今後の活動を後押しするでしょう。そして日韓ユース・カンファレンスは、その1人ひとりの取り組みが大きな運動につながることを実感できる場となりました。

参加者一人ひとりの決意を含め、プログラムの成果を「アクション・プラン」としてまとめた動画です。→

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