「グエットさんの無罪判決を求める署名」にご協力ください
日本YWCAは、オンライン署名「孤立死産したベトナム人技能実習生グエットさんの無罪判決を求めます!」の呼びかけ団体として加わることを決定しました(2026年1月10日)。
(オンライン署名サイトChange.org「孤立死産したベトナム人技能実習生グエットさんの無罪判決を求めます!」より抜粋して転載します)
ベトナム人技能実習生のグエットさんは来日前から「妊娠したら帰国」と繰り返し言われていたため、2023年12月に妊娠に気づいた後も誰にも相談できずにいました。2024年2月2日、知人宅で一人突然の出産を迎えましたが、残念ながら死産でした。大量出血とそれに伴う酸欠状態等で何度も失神し、死産から約8時間後、帰宅した知人に病院へ連れて行かれ、診察時に警察へ通報され、子どもの遺体を適切に処置しなかったとして死体遺棄罪で起訴されました。彼女は一貫して「子どもを捨てたのではなく、どうすればいいかも考えれなかった」と無罪を主張してきましたが、2025年3月7日、福岡地方裁判所は不当にも有罪判決(懲役1年6月執行猶予3年)を言い渡しました。そして、2025年11月4日、福岡高等裁判所は1審の有罪判決を支持し、控訴を棄却しました。グエットさんは、この判決を不服として、最高裁判所へ上告し、2026年1月13日に最高裁に上告趣意書を提出します。
孤立出産は犯罪ではない。グエットさんは無罪!!
グエットさんの孤立出産の背景には、多くの実習生が妊娠を理由に強制帰国させられている現実があります。多額の借金を残し帰国させられることが怖くて誰にも相談できず、言葉の壁もあり支援に繋がれずに孤立出産へと追い込まれたのです。またグエットさんの行動は、死産直後の身体的精神的に極限状態の中で何が適切な対応かも分からずにとったものです。従って、死産後8時間という短期間ビニールの袋に入れた遺体をごみ箱の中に置いていたことをもって「死体遺棄罪」として有罪とすることは極めて不当です。
この問題は女性の労働権及びリプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)を奪うだけでなく、妊娠や出産の責任を女性一人に背負わせる日本社会のジェンダー不平等の現れです。グエットさん一人を犯罪者として罰することで、この問題を終わらせるべきではありません。孤立死産した女性に必要なのは、刑事罰ではなく社会福祉的な支援と保護です。
私たちは、グエットさんは無罪であると考え、控訴審判決を破棄した上で無罪判決が言い渡されることを求めます。
グエットさんの裁判についての詳しい内容やアップデートは、「コムスタカ-外国人と共に生きる会」公式サイトをご覧ください。

