「議員定数削減反対!緊急アクション」に賛同しました。
日本YWCAは8月31日、表題の緊急アクションに団体賛同しました。
以下、「議員定数削減反対!緊急アクション」ウェブサイトより抜粋して転載します。
ぜひ拡散・賛同をお願いいたします。
議員定数削減反対!緊急アクションの呼びかけ
自民党と日本維新の会の連立与党は、衆議院の議席を削減する法案を共同提出しました1。その法案には、1年以内に衆議院選挙制度協議会2において削減方法についての結論を得られなければ、比例代表の定数のみ45議席を削減することが明記されています。先の国会では成立が見送られ、継続審議となりました。同協議会は9月中に結論を出すことを目指していますが、各党の意見の隔たりが大きく、議論が収斂する見通しは立っていません。しかし与党は次の国会で可決・成立させようとしています。
議員定数削減(特に比例代表の削減)は、議会の構成を歪め、民主主義の根幹を揺るがすものです。議席は国会議員の特権ではなく、わたしたち主権者のものであり、議員はわたしたちの声を代表するために一時的に議席を得ているに過ぎません。そもそも、日本の国会は世界の中で人口当たりの議員数が193か国中172位ととても少ないのです3。さらなる定数の削減は、国会の熟議の機能を今以上に弱体化させるとともに、多数派への権力集中を加速化し、主権者を切り捨てる結果をもたらします。
ひとりひとりの市民を尊重するには、国会にマイノリティを含む多様な「国民の代表者」が参画することが必要ですが、定数削減はその機会を狭めます。
特に比例代表の削減が女性議員数に不利に働くことは、データ4から明らかです。国際比較からみて日本の女性議員が異常に少ないことは、国連からも繰り返し指摘されてきました。比例代表の削減は、女性議員を増やそうと全会一致で可決した「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」の趣旨に逆行するものです。
また、比例代表の削減は小政党の議員を減らし、新しい政党の進出を阻む壁にもなります。現実の選挙における候補者選びが現職優先で行われていることを考えると、新人の挑戦の機会が減り、議員の新陳代謝を阻害することも懸念されます。
他方、国会議員の多様性が失われることと引き換えに得られる歳出節約効果5は、歳出総額のわずか0.003%にすぎません。「定数削減=身を切る改革」という聞こえの良いキャッチフレーズが目眩ましであることに、わたしたちは気づかなければなりません。
わたしたちは、主権者の幅広い声が反映される健全な民主政治をめざし、今、議員定数削減反対の一点において広く結集します。
Our Seats, Our Voices――民主主義を主権者が取り戻すべく、法案反対の声を大きく上げていきましょう。
2026年8月25日
- https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g22105028.htm
- 選挙制度を検討するため、各会派を代表する議員13人の協議員によって構成する協議会
- 列国議会同盟(IPU)資料
https://data.ipu.org/compare/?field=inhabitants_per_parliament®ion=0&chart=map&year_to=2026&sort=country_asc - 衆議院の小選挙区・比例代表における男女別人数・割合(総務省選挙関連資料より作成)

- 国会議員の定数を45人削減した場合に節約できる歳費・費用合計は、約3,375百万円。2026年度の一般会計の歳出総額約122.3兆円の0.0027596%。
呼びかけ文をPDFで読む(外部リンク)
呼びかけ人のメッセージをPDFで読む(外部リンク)
以下の行動を呼びかけます
- 「議員定数削減反対!緊急アクションにご賛同ください。
賛同団体・賛同人を募集します(性別は問いません)
賛同申込フォーム - 院内集会・国会包囲行動を通じた国会への意思表示
#議員定数削減反対 - スタンディングやSNS発信などを通じた世論への働きかけ
- 全国各地での共同行動
緊急記者会見
2026年9月15日(火)15:00~16:30(17:00まで延長あり)
呼びかけ人20人以上が出席予定
緊急院内集会
2026年10月6日(火)17:00~19:00
参議員会館予定(詳細は後日)


