
ドメスティック・バイオレンス(DV)をなくすために
世界中で実に4人に1人の女性が、その一生の中で、親密なパートナーから性的暴行を受ける可能性があると言われています。
DV(ドメスティック・バイオレンス)は、夫婦や恋人などの親密な関係における暴力を指します。日本では、DVと言う言葉は浸透し、法制度も徐々に整備されてきましたが、
まだ十分な取り組みがなされているとは言えません。
女性に対する暴力とは、性別によるもの、または結果的にそうなりえる暴力行為で、身体的・性的・精神的危害のほか、脅迫行為も含まれます。それらは公私の場に関わらず、威圧や独断的な自由の剥奪行為です。
暴力は身体的なものだけではありません
暴力は限りなく多様で、家族間で起こる精神的な暴力、家庭内で起こる女児への性的虐待、近親相姦、職場や教育現場での脅迫・セクハラ、戦時中の強姦、因習による女性性器の切除、その他女性たちへの伝統的習慣による嫌がらせ、売春行為の強要といった搾取に関わる暴力行為など、社会のいたるところで起きています。また、国家が関与する女性たちの人身売買なども挙げられます。
緊急を要する健康と人権の問題
女性に対する暴力は女性の人権の侵害で、緊急を要する健康の問題でもあります。暴力は、世界の16歳から44歳の女性たちの主な死亡や身体障害の原因になっています。ガンと並んで、死亡の原因や妊娠・出産可能な年齢にある女性たちが不妊になる深刻な要因となっており、さらに交通事故やマラリアよりも、膨大な健康障害の要因になっています。
(世界YWCA、Empowering Young Women to Lead Change 本文より)
日本YWCAでは、 女性への暴力とはどういうことか、簡単な言葉でつづった冊子、およびワークショップ本を配布しています。 是非手にとって読んでください。

女性への暴力についての冊子(PDF)→ ワークショップマニュアル(PDF)→
女性に対する暴力をめぐるさまざまな撲滅活動は、世界YWCAで最優先事項に挙げられています。世界60カ国のYWCAで、女性たちとその子どもたちに緊急避難所を提供するための支援や、さまざまなプログラムを提供しています。
YWCAは、10月第3週をWeek Without Violenceと定め、世界各地で女性に対する暴力根絶キャンペーンを展開しています。 扱うテーマとしては、近年は、若い世代における恋人からの暴力(いわゆる「デートDV」)や、暴力とHIVの関連性に焦点があてられ、10〜20代の女性たちが直面している暴力について知るイベントや
若者会議なども実施しています。
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