12May

パレスチナYWCAからの呼びかけ:シェイク・ジャラを助け、東エルサレムの民族浄化を止めてください!


現在東エルサレム・Sheikh Jarrah(シェイク・ジャラ)地区で起きている状況についての共有と行動の呼びかけが、パレスチナYWCAと世界YWCAから届きました。日本に住む私たちにとっても決して無関係なことではありません。それぞれの場所から、ご一緒に反対の声をあげていきましょう。


パレスチナYWCAからの呼びかけ:シェイク・ジャラを助け、東エルサレムの民族浄化を止めてください!  原文はこちら

イスラエルの法廷が、違法なユダヤ人入植地建設への地固めとして、東エルサレムのシェイク・ジャラ地区に住むパレスチナ人28家族のうち少なくとも13家族に対して、数世代にわたって住んでいる家からの退去命令を出しました。これらの家族は、1948年にシオニスト武装勢力によって75万人以上のパレスチナ人が故郷の村・街・都市を強制的に追放された「ナクバ(大破局)」以来シェイク・ジャラ地区に住み続けてきた人たちです。2021年5月から8月初にわたって、17人の子どもを含む59人が、何世代にもわたって暮らした家をイスラエル人入植者に占拠され、行き場を失うことになります。

この強制退去は、エルサレムがパレスチナであるということを抹消しようとするイスラエルの体系的な政策の一環です。2020年の国際連合人道問題調整事務所(OCHA)の調査によれば、「少なくとも218のパレスチナ人世帯が明け渡し訴訟を起こされており、その訴訟の大多数は入植者団体によるものであり、424人の子どもを含む970人が住居を失う危機にさらして」います。エルサレムではすでにもう何日にもわたって、入植者たちが、イスラエル軍の支援を受けながらパレスチナ人を苦しめています。あなたがこの文章を読む間にも、イスラエル軍が「エルサレムの日」(1967年のエルサレム占領を記念するイスラエルの祝日)を祝ってアルアクサ・モスクを暴力的に襲撃し、パレスチナ人の礼拝者たちに攻撃を加えています。100人以上が負傷し、50人前後が入院しました。

東エルサレムは依然として被占領パレスチナ地域の一部であり、よってイスラエルの行動は国際人道法、ならびに占領者が占領下のパレスチナ人の人権を尊重するべきであり私有財産の没収をおこなってはならないと定めるジュネーブ条約に違反しています。加えて強制退去は、住居とプライバシーに対する権利をはじめとする基本的人権の侵害です。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)報道官の言葉が強調するとおり、強制退去はジュネーブ諸条約第4条約が禁止する文民の強制的移動につながりかねない強制的環境をつくりだす主要要素であり、深刻な同条約違反」です。

シェイク・ジャラ地区のパレスチナ人たちは、自分たちの街に対して民族浄化を行おうとするイスラエルの試みに抗議する一方で、イスラエル軍の保護を受けながら住民や連帯抗議者たちを物理的に襲撃し「スカンク・ウォーター」(化学的に合成された悪臭を放つ液体)を浴びせかける入植者たちの攻撃にさらされています。

世界は、この人道に対する罪を止める道義的義務があります。

パレスチナYWCAは、諸国際法・国際条約に基づく人権に対する継続的な侵害行為について、イスラエルの責任を問うよう国際社会に求めます。東エルサレムの民族浄化を止めるため、制裁や貿易停止を含む具体的措置が必要です。非難の文書では不足です!

私たちは、皆さん一人ひとりに対し、以下のうち一つ以上を実行することでシェイク・ジャラで行われている民族浄化を止めるために行動を起こすよう呼びかけます。

1.#SaveSheikhJarrahのハッシュタグを使い、またプロフィール写真にMarkezHamlehのフレーム(https://bit.ly/3hhG8Ys)をつけて、シェイク・ジャラで起きていることをSNSで広く伝えてください。
2. 皆さんの代表者に、自国政府がイスラエルの責任を問うようプレッシャーをかけることを求める手紙を書いてください。
3.周りの人に、パレスチナの状況について知らせてください。
4.国連に対し、イスラエルが国際法を順守するまで制裁を行うよう求めてください。


世界YWCAアクション呼びかけ:パレスチナの占領に対して 原文はこちら

世界YWCAはパレスチナYWCAに声を合わせ、シェイク・ジャラ地区の強制退去とその他の人権侵害・暴力の制止を求める4つのアクションを呼び掛けます。YWCAはまた、エルサレムでイスラエル軍が無辜の市民に向けている武力攻撃と過大な武力行使に対し、加えて無数の、大半が女性と子どもである負傷者・死者を出しているガザ地区への攻撃に対し、懸念を表明します。

何十年にもわたり、世界YWCA運動は常に、女性たちの抵抗する権利、イスラエルの不法占領の終結とパレスチナ難民の帰還の権利、イスラエルが国際人権法を順守すべきこと、そして女性・若い女性・少女たちが尊厳と自由を持って生きる権利を明白に支持する決議を採択し続けてきました。イスラエルによる軍事占領が存在する限りそこに正義はあり得ず、これからの世代のための持続可能な未来もありません。正義が実現するためには、権力構造が変わらなければならないのです。

世界YWCAは皆さんに、この変革に参加するよう求めます。中東全域の平和を脅かし続けるイスラエルの軍事占領と関連する人権侵害に対して、自国政府が行動を起こすよう訴えてください。

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