22Dec


報告:日韓ユース・カンファレンス2020
オンラインでのフェミニズム運動

日韓ユース・カンファレンスとは、日本と韓国のユース(30歳以下)メンバーが寝食を共にしながら、日韓共通の課題に取り組む草の根の対話・交流プログラム。
2019 年度に行われた日韓ユース・カンファレンスは「ミソジニーと日韓#MeToo運動-東アジアの女性たちの連帯に向けて」のテーマで、2020年1月17日(金)~20日(月)まで韓国・ソウルで開催されました。3泊4日間の同プログラムには、日本から21名、韓国から19名が参加し、それぞれの国におけるミソジニー(女性蔑視)に起因する事件や、現在まで未解決のまま残された日本軍「慰安婦」問題について真剣に学び、活発な議論を生み出しました。
現在身近にある性差別や性暴力は、歴史的に社会に根づいてきたもので、そのため性暴力を維持する社会構造を変えなくてはいけないのだと、プログラムを通して参加者は思いを強くしました。プログラムの最終日には、性暴力や性差別をなくすために、日韓のユースにできること(アクションプラン)について協議し、その結果オンラインキャンペーンが採択されました。
このアクションプランの採択を受けて、日本YWCAでは、日韓の若者によるオンライン上でのフェミニズム運動を進めるために、2国間プログラムとしての開催のない2020年度も日韓ユース・カンファレンス実行委員会を設け、オンラインにて活動を行ってきました。

2020年度に実施した活動は大きく分けると2つありました。1つ目が「おしゃべり会」で、2020年8~11月にかけて、月1回(全4回)のペースでオンラインにて「おしゃべり会」を開催しました。幅広いジェンダーの課題の中でも、特に労働と性と生殖の健康と権利(SRHR)を切り口にした連続講座としました。全4回を通して、「なんかおかしいよね」という気付きを大事に、一緒にジェンダーの問題について考える機会を設けました。
第1回 産婦人科医と考える!低用量ピルと働き方(8月23日)
第2回 「逃げ恥」から考える家事労働~家事やケアワークをしてるのは誰?~(9月17日)
第3回 労働環境から考えるLGBTQと性差別(10月15日)
第4回 信仰とジェンダー/セクシュアリティ(11月12日)


2つ目がSNSでのキャンペーン。ジェンダーやフェミニズムに触れることのできる本や映画などを紹介する「おすすめフェミ本・映画」。世界YWCAが発行している用語集(Glossary and Definitions) から、実行委員が言葉を紹介した「フェミニズムに関する用語の紹介 “Learning Words of Feminism”」。そして、「ジェンダー」に関するモヤモヤ・生きづらさを、手にメッセージとして書き、写真・ハッシュタグと共にSNSに掲載するよう呼びかけた「#あなたとジェンダーを考えたい キャンペーン」。この3つを展開しました。


年間を通じた活動の全容と詳細は、こちらからご覧いただけます。

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