13Oct


【報告】北海道胆振東部地震被災者支援活動 ③

2018 年 10 月 10日(水)に、むかわ町「子ども発達支援センターたんぽぽ」に被災者支援に入りました。その時の様子を、一緒に参加した札幌バプテスト教会牧師の石橋さんに報告をお願いしました。
 

日時:2018 年 10 月 10 日(水)
場所:むかわ町「子ども発達支援センターたんぽぽ」
参加者:3名(札幌 YWCA1名、ばらのおうち文庫ボランティア1名、札幌バプテスト教会1名)

【期間限定ボランティア最終日】
札幌YWCA と市内教会との協働で始まった、むかわ町「子ども発達支援センターたんぽぽ」 (以下「たんぽぽ」)での2週間(平日5日間)のボランティアもこの日が最終日となりました。札幌バプテスト教会からは、10/1(月)と3(水)に参加し子どもたちと一緒に過ごしてきましたが、子どもたちの「特別感」への一時的な喜びと同時に、「いつも通り」でないことへの不安感が感じられました。先生方も必死に“通常”を取り戻そうとされており、そのサポートでは、今回の“期間限定”には大事な意味があり、それ以上の長期にはできなかったと思います。

【仮設住宅建設】
12時前に「ばらのおうち文庫」(札幌YWCA高橋会長宅)を出発。北広島インターから鵡川インター経由で現地へ。車内で食事を済ませ、12:50 に到着。前回訪問時、たんぽぽの玄関前と裏側の空き地とに25戸 ほどの仮設住宅が建設予定ということは聞いており、整地は始まっていたのですが、この日はプレハブの仮設住宅がどんどん組み立てられ、帰る頃にはほとんど組み上がっている状態でした。考えてみれば、それだけ簡単な造りだということでしょうから、避難所から仮設住宅に移ることができたと言っても、これから冬を狭くて寒いこの仮の家で暮らす方々は、きっとご苦労の多いことだろうと思いました。

【支援ボランティア】
この日は 2 枠のクラスが予定されていました。1枠目(13:00-14:30)は年長5 名のクラス(1名おやすみ)、2枠目(14:30-16:30)は1年生 4 名のクラス(1名おやすみ)。13 時に子どもたちが来所、すぐに遊び始めました。タオル地で作られた 2 本の大根をもった“大根星人” が追いかける“大根星人鬼ごっこ”がメイン遊びで、早速“大根星人” に指名を受け、参加しました。30 分の自由遊びの後は設定保育で、小部屋に入って 先生が子どもたちを指導。「ああ、これが“通常”だったのか」と、前回は見られなかったその様子に、少し安心しました。設定保育の後には、残った時間を“特別に 来たおばさん・おじさん”と、再度自由遊びをして過ごしました。途中、物が倒れたら「地震で倒れた~!」という子がいたり、ハンマーでおうちを叩きながら“耐震診断”をしている子がいたりと、子どもたちの遊びの中にも地震の影響が見て取れました。
14 時半からはすぐに 2 枠目の 1 年生がやってきました。この学年の子たちは不思議と比較的穏やかな子たちが多く、自由遊びの時間もそれぞれ思い思いに遊んでいました。

【今後の活動について】
今回の“期間限定ボランティア”は、この日で終了。この間、パソコンも使えない状態だった職員室もかなり整い、ようやく事務仕事も回り始めたとのこと。ただ 9 月に“先延ばし”にせざるを得なかったさまざまな事柄が、10 月に押し寄せてきて、まだまだ先生たちの過密スケジュールは続きそうでした。今後は、12 月のクリスマス会や3 月のお楽しみ会で子どもたちと触れ合う機会を作ることで、先生方のちょっとしたバックアップができればということで、ひきつづき札幌YWCA が連絡を取り合うことになりました。 また、今月末の仮設住宅完成に伴い、“被災者”への息の長い支援を検討していくことになると思いますが、札幌 YWCA がその道を模索中ですので、札幌YWCA 呼びかけの募金への協力もお願いします(※教会にも募金箱を設置しています)。
(札幌バプテスト教会牧師 石橋大輔)


日本YWCAでは、北海道胆振東部地震被災者支援募金を受け付けています。皆さまのご協力・ご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
募金方法:http://www.ywca.or.jp/news/2018/0919news.html

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