28Aug


今年も、核兵器廃絶を求める日本の「高校生平和大使」が、スイス・ジュネーブの世界YWCA事務所を訪問しました!



世界YWCAのホームページに掲載された「高校生平和大使」に関する記事(英語)は、こちらからご覧いただけます ⇒ 

2017年8月21日、日本から来た高校生平和大使が世界YWCA事務所を訪問しました。この訪問は、核兵器廃絶と世界平和を目指し、日本で集めた署名をスイス・ジュネーブの国連軍縮部へ提出する取り組みの一つとして、1998年より行われてきました。広島と長崎の声を代表する22名の若い女性と男性が、平和のメッセージと核なき世界への願いを共有するためにやって来ました。

世界YWCA総幹事マラヤ・ハーパーは挨拶の中で、核兵器の使用中止に向けたYWCAの決意と取り組みを強調し、心から代表団を歓迎しました。彼女はまた、「若い世代、特に若い女性をエンパワーすることが、より公正で、差別のない、平和な未来をつくる鍵になる」と強調しました。

高校生平和大使の先導者で、広島・長崎原爆の被爆一世である川副忠子さんは、自身の経験と、「豊かな意見交換」の機会としてのこの訪問の重要性について語りました。その後、このような対話の機会を10年以上にわたってつくり続けてきた世界YWCAのホスピタリティと尽力に対する感謝状を、マラヤ総幹事に手渡しました。

6名の高校生平和大使は、人々の生命と環境に対する核兵器の影響と、そのような武器の使用をなくすために何ができるか、ということに焦点を置いたスピーチを読み上げました。1人の若い女性は、「もし、私たちが団結して理想を追い求めれば、核兵器のない世界をつくることができます。いつか、戦争がなくなり、涙する人がいなくなる日が来ることを信じています。」と述べ、平和構築の主体としての若い世代の役割を強調しました。

世界YWCAの若い女性コーディネーターのウナミ・エレミヤは、日本YWCAからのメッセージ(英語)を共有しました。「平和を求める」ことに尽力する立場から、原子力と核兵器を否定し、日本YWCAは平和教育プログラム「ひろしまを考える旅」を開始したのです。同様に、広報担当のダニエラ・セラヤも、「脱核」の立場を取る韓国YWCAのメッセージ(英語)を共有しました。原子力発電所の差し止め、そして新しい原子炉の建設白紙化を目指す取り組みの中で、韓国YWCAは2014年に「脱核運動」を組織の中心的な活動に採択しました。2015年の世界YWCA総会において、両国のYWCAは「核兵器と原子力エネルギーの同等な否定」という決議案を共同で提出し、2016年の第9回日韓YWCAカンファレンスでは、この2つの団体が脱核運動において連帯することを誓う共同声明を作成しました。

占領下にある国の出身者として、世界YWCA2017年度広報インターンのアマニ・アブ・アワドは、パレスチナの状況について、分離壁と平和構築の取り組みに焦点を置き、語りました。彼女は特に、占領の終結と平和を求めるパレスチナYWCAのアドボカシー活動について詳細に説明しました。彼女が強調したアドボカシー・ツールの1つが、”Breaking Down the Wall project”(「『壁を壊せ』プロジェクト」)(英語)です。

高校生平和大使の訪問は、核兵器の恐怖と、何故それを無くさなければならないのか、ということを思い出させてくれた、被爆一世の三角紘容さんの短い証言をもって終わりました。


ここから高校生平和大使の訪問時の写真を見ることができます ⇒ 
また、以下は高校生平和大使が訪問の最後で披露した平和を願う歌の動画です。

▲ページの先頭へ