2Oct.


脱原発に必要なこと それは『想像する力』~京都YWCAの取り組みより

京都YWCAの平和委員会は脱原発のパレードに2回参加、ドイツの脱原発を学ぶ講演会を開催し、「脱原発」とできる限り向き合ってきました。また、今夏には日本と韓国スウォンのユースが集い「原発」について考えるプログラムを実施しました。京都YWCA平和委員会からの報告をお届けします。


 アクションプランで使った人形劇。先生と生徒が「脱原発」に向けて、何ができるかを考えるシチュエーション  京都とスウォンのユースの集合写真 

韓国のユースの子達の日本の原発事故を真剣に学ぼうとする姿に、これは世界規模の問題であり、日本だけが抱えている問題ではないのだと思わされました。今回のテーマは、「原発に頼らない私たちが作る新しいエネルギー社会」ということで、どのようにしたら原発に依存しない暮らしができるのかを考えました。

双方が話し合う中で、キーワードがでました。それは『想像する力』です。もし福島ではなく、大飯原発で事故が起こっていたら、韓国で事故が起きていたら、自分ならどうしていたか。想像することで初めてわかる、原発事故に関わってしまったすべての人たちの苦悩。そしてそれを知った者にしかできない「それを発信する」ということをしようと日韓のユースは約束しました。プログラムに参加した後、今後何ができるのかを考えていきます。

 福島原発事故後、新たに規制基準が作られ、審査は厳しくなっています。電力会社は大飯原発稼動に向けて、新基準に適合するために、何百億という税金をつぎ込もうとしています。政府も電力会社も廃炉を求める声を無視し、「稼動」する道しか考えていません。もう一度福島の原発事故を想像してほしいです。いまだに収束していない現状、被曝を繰り返す作業員のこと、慣れ親しんだ故郷を離れなければならなかった人達のことを。 全国の原発が停止している今、京都からも「脱原発」への道を訴えていきたいと思っています。

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