5Feb.

院内集会デビュー!
「STOP!9条破壊と改憲の道――憲法を守る1・28院内集会」で、院内集会に初めて参加した方の声をお届けします。


原発事故のあと、私たちは政治に声を届ける権利や生きる権利を知りました。 そうした私たちの権利を保障している憲法が、政治によって変えられようとしています。憲法を政治の都合のよいようにさせず、私たちの声を届けていくことが大事です。


院内集会デビュー!

"社会を変えたいと思ったら、まず自分自身が変わりましょう"と呼びかけた沖縄大学の学生たち


1月28日(月)、東京、湘南、札幌、そして沖縄の各YWCAから集まった6名は、永田町の参議院議員会館で行われた「STOP!9条破壊と改憲の道――憲法を守る1・28院内集会」に参加してきました。この集会は、毎年通常国会開催初日に合わせて市民団体が護憲派の国会議員を招いて開催しているもので、参加者が情報交換や決意表明をする場となっています。

昨年末の衆議院選挙で自民党の圧勝、維新の会を始めとするいわゆる「第三極」の躍進、改憲をライフワークとする安部首相の返り咲きと、今まさに平和憲法が戦後最大の危機を迎えている、と危惧した150名を超える市民と国会議員が集まり、用意した資料が足りなくなるほどでした。
15時からまず主催者側の挨拶に続いて、ゲストの俵義文さん(子どもと教科書全国ネット21事務局長)、宇都宮健児さん(前日弁連会長)、川崎哲さん(九条世界会議実行委員会事務局長)からの発題がありました。

この集会の最大の魅力は、たった今通常国会を終えて戻ってきたばかり、という国会議員のナマの声が直接聞けることにあります。
数少ない護憲派の議員たちが口々に、「安部政権はアメリカからの圧力を背景に、憲法9条の解釈を変更、また96条の改憲要件を緩和して実質的に改憲し、集団的自衛権の行使を可能にし、戦争の出来る国にしようとしている。7月の参議院選挙に向けて、改憲阻止のために今が正念場である。私たちの生命と暮らしを守るためにも憲法を活かし、守ろう」と呼びかけました。
沖縄県選出の参議院議員、糸数慶子さんからは、前日に沖縄県内の41の全市町村から首長が揃って上京し、オスプレイ配備撤回と普天間基地の県外移設を求めて日比谷で開かれた集会に参加したところ、周りを日の丸の小旗を手にした右翼がぐるりと取り囲み、「オスプレイは日本を守ってくれるのだから、反対するのは売国奴だ」と罵られた、という衝撃的な話を伺いました。
また、会場の年輩の女性は、興奮した右翼の若者が日本刀のレプリカを手に自分たち老人ばかりの列に突進してきたことを穏やかに話し、非暴力平和を謳う憲法を変えようとする者たちは、武力に訴えることしかできないとても弱い存在だと語りました。
果たして、武力によらない日本の平和を希求する私たちは「売国奴」でしょうか? 憲法が改正されたときに不利益を被るのは誰でしょうか? このような、新聞には掲載されないストーリーを直接耳にすることが出来るのも、貴重な経験です。

また、ゲストとして参加した「日米政府に沖大生の想いを届けるプロジェクト」の沖縄大学の学生6名が、午前中に内閣府と米国大使館にオスプレイ配備撤回・米軍基地撤去を求める要請文を手渡してきたことを報告し、「沖縄に、安心して暮らせる日がきてほしい」、「オスプレイが飛ばない平和な空が見たい」、と訴えました。さらに、「社会を変えたいと思ったら、まず自分自身が変わりましょう」という学生の呼びかけが心にずしんと響きました。
つづいて、最年少(!)参加者の都内の高校生が2人、非常にしっかりとした口調で自分の考えを語り、またコント集団ザ・ニュースペーパーばりの安部首相のものまねで会場を大いに沸かせてくれました。
個人として行動できることには限りがあるけれども、ここに集まった心ある市民や議員がみんなで力を合わせて改憲を阻止しよう、と決意を新たにして閉会となりました。

昨年末の衆院選の結果、獲得した議席数に比例して、憲法改正原案と憲法改正の発議を審議できる、憲法審査会の構成が大きく変わりました。衆議院では50名のメンバーのうち護憲派はたったの1名になってしまいました。東京YWCAのベテラン会員さんが「(院内集会や憲法審査会の傍聴は)一度行くとね、やみつきになるのよ♪」とおっしゃっていましたが、首都圏にお住まいの方はもちろん、それ以外の方も、ぜひマイレージが貯まった時や用事で上京の際には、「大人の社会見学」気分で憲法審査会の傍聴に参加してみませんか?

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