「上筒井から」vol.10(July 2001)

<震災から5年を迎えて>

ご 挨 拶



 震災から7年目を迎えます。自分も被災し、避難所、実家を経て現住宅に落ち着いています。息子も当時2歳、夫も震災が間接的な原因となり失業。実家の父の勤めていた会社の建物も倒壊。今考えると不安でいっぱいのはずでした。
 しかし、震災直後の一番大変な時に、ボランティア活動に来てくださった方、そしてその後もずっと支えてくださった方たちのおかげで、平安でいられました。不自由がないことはありませんでしたが、それに勝る暖かい励まし、心づかいを受け、感謝でいっぱいです。
 この度、委員長として、この震災復興委員の仲間入りをしました。人が人として大切にされる社会に少しでも変革されるよう、支え合って活動していきたいと思います。
これからも変わらぬご支援をお願いいたします。

神戸YWCA震災復興委員長 (H. M.)



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