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被災者支援プロジェクト中間報告その2(2011年9月16日)
地震と津波被害そして原発事故から半年が過ぎました。
世界中の多くの方々から励ましのメッセージとご寄付(約3,150万円 8月31日現在 助成金を含む)いただきました。
心から御礼申し上げるとともに、支援活動の報告をいたします。(中間報告その2)
日本YWCAでは、現在、被災者支援中長期プロジェクトとして、3つの柱を中心に活動を展開しています。
@被災者受け入れのための住居支援
Aこころのケア活動
B福島県新地町での「災害ボランティアセンター」活動支援
◆被災者受け入れのための住居支援
福島県の放射線量の高い地域から、地域YWCAの紹介する住居、家庭での受け入れプログラムを実施しました。9つの地域YWCAが14家族42人を迎え入れ、楽しいプログラムを実施しました。
その数は決して多くはありませんが、互いの信頼関係と絆を深めることができました。
また、夏休みに被災地の母子や子どもたちを札幌から福岡までの9つの地域YWCAが受け入れ、キャンプや観光などのリフレッシュ・プログラムを展開しました。
ひと時のプログラムではありましたが、子どもたちは野外で思いっきり遊び、笑顔で溢れていました。お母さんたちからは、「心を休める時間が持てた。」と感想をいただいています。
夏が終わると同時にほとんどのご家族が福島に帰られましたが、放射能被害が終わったわけではありません。今後も放射能汚染から子どもたちを守るために、中長期的な支援活動を考えています。
◆こころのケア活動
福島市と仙台市を中心に被災地のお母さんと 子どもへの「こころのケア」を続けています。
福島では深刻な放射能汚染被害の中、不安な日々を送るお母親さんたちを対象にした講座を開催しています。情報を提供し、ゆっくり丁寧に思いを聴きながら一緒に考えていくことを大切に進めています。
仙台では被災者への支援に加え、支援をするボ ランティアの心のケアにも着目し、フォローアップ講座を実施しました。 こころのケア活動は今後も継続します。
◆福島県新地町での「災害ボランティアセンター」活動支援
宮城県との県境い湾岸部に位置する福島県相馬郡新地町において、当地の社会福祉協議会が運営する災害ボランティアセンター(現「しんち町生活支援ボランティアセンター」)に、5月7日〜8月29日までボランティアコーディネーターを派遣し、地域YWCAの会員、職員、会友の31人(延べ人 数40人)がその運営に関わりました。
ボランティアセンターでは全国から集まるボランティアの受付と救護業務を担いました。
また、ボランティアは被災家屋の泥だしや片付け、側溝の掃除、仮設住宅への引っ越し作業や炊き出しなどを担当しました。
さらに、新地町教育委員会と協働し、国内初の試みとしてテレビ電話相談をはじめました。名古屋YWCAは新地町の3つの小学校と最新のテレビ電話(シスコシステムズ合同会社提供)でつなぎ、子どもたちとおしゃべりをしながらさまざまな思いを聴いています。
◆その他
これらの3つの主な活動に加え、日本YWCAは今回の原発事故のような悲劇が起こらないよう、地球規模の脱原発運動を推進していくことも間接的な被災者支援と位置づけています。
1970年から「核の平和利用」にもNO!の声をあげ「核」否定の思想に立つYWCAとして、40年の歴史を持つ日本YWCAの平和教育プログラム「ひろしまを考える旅」で原爆と放射能被害の実態を伝えるため、今年は宮城県と福島県の高校生、大学生そして教師の総勢11人をプログラムへ招きました。
日本YWCA被災者支援活動は、2011年3月末までを緊急支援活動、2011年4月から2012年3月までを中長期支援活動と位置付け、その後についても支援状況をみながら継続を検討します。
安定した支援活動を続けていくには皆さまからのご支援が必要となります。引き続き、被災者支援活動募金へのご協力をよろしくお願い申し上げます。
■お振込先 :
<郵便振替 の場合>
口座番号 00170−7−23723
加入者名 財団法人日本YWCA
通信欄に「東日本大震災被災者支援募金」とご記入ください。
<銀行振込 の場合・・・恐縮ですが、領収証の発行・機関紙へのお名前の掲載はできません。ご了承ください>
三菱東京UFJ銀行 市ヶ谷支店(店番 014)
普通預金 口座番号 1282597
口座名義 財団法人日本YWCA(ザイダンホウジンニホンワイダブリュウシイエイ)
ご協力をお願いいたします。
被災者支援活動中間報告その2(2011年9月16日)をPDFで開く 別紙
東日本大震災被災者支援プロジェクトについて
目的
3月11日に起きた東北地方太平洋地震・津波・東京電力福島第一原発事故による被災者、ことに女性や子どもたちのニーズに応え、国内外のYWCAおよび他団体と協力しながら敏
速に動くために「日本YWCA被災者支援プロジェクト」を設置しました。
「女性と子どもの安全のために」をキーワードにして中長期支援に取り組みます。
期間
第1期 緊急支援活動 2011年3月まで
第2期 中長期支援活動 2011年4月から2012年3月まで
その後についても、支援状況をみながら継続を検討。
支援
【第1期 緊急支援活動】
●物資支援
3月中旬〜4月中旬、女性と乳児の必需品を中心に支援しました。
●他言語での情報発信
地震直後、滞在する外国人たちへ東京電力福島第一原発事故および放射能に関する情報を
英語・タガログ語・ベトナム語で提供しました。
現在は、在日外国人支援を行う多くのグループが他言語情報発信を行っているので、
海外に向けた英語での情報発信を行っています。
【第2期 中長期支援活動】
●ボランティアの派遣
4月から8月まで、カウンターパートの仙台キリスト教連合被災者支援ネットワーク
「東北ヘルプ」へ事務局ボランティアを派遣しました。
●被災者受け入れのための住居支援
⇒セカンドハウスプロジェクト
被災地から安全な場所への避難を希望する方々へ、日本YWCAが移動の交通費・水道・光熱費等の必要経費・家賃(家主の方から無償もしくは安価でご提供いただいています。)
を負担して、住居を提供しています。
〈対象〉
・避難地を必要とする乳幼児をかかえた方、高齢者の方、障がいを持つ方、 外国籍の方
・一時休養が必要な被災地で活動する奉仕者・介護者の方
・夏休みなど長期休暇中の子どもたち(ホームステイ)
・その他緊急を要する方
*8月までの受入れ・・・札幌・仙台・新潟・東京・横浜・名古屋・神戸・呉・沖縄YWCA
⇒夏のリフレッシュプログラム
夏休みに被災地の親子や子どもを地域YWCAが企画するキャンプ等に招きました。
「北の大地ですごす夏休み〜みどりの風に吹かれてみようよ〜」 札幌YWCA 8月2日〜11日
「新地っ子の夏休み」 東京YWCA 8月19日〜23日
「教育部書道教室夏季プログラム」 福島YWCA 7月30日
「ひと夏のマイセカンドハウスプログラムin京都」 京都YWCA 7月29日〜8月12日
「夏キャンプ送迎プログラム」 大阪YWCA 8月5日〜10日
「神戸YMCA&神戸YWCA共同企画 夏のわいわいキャンプ」 神戸YWCA 8月11日〜14日
「ママと行く九州のんびりキャンプ」 福岡YWCA 8月22日〜8月24日
「ひろしまを考える旅2011」 日本YWCA 8月8日〜10日
「日韓ユース・カンファレンス」 日本YWCA 8月29日〜9月1日
●こころのケア活動
・4月上旬から中旬
被災者の方々への聞き取り調査を実施
児童館、産直グループ、教育委員会、子育てサロン、社会福祉協議会、 被災者支援を行っているNPO、NGO等 女性たちとのネットワークづくり
・4月下旬〜
被災者の方々へのこころの癒しや相談、情報提供
被災者受け入れ地域にて、ボランティア養成講座を実施
ボランティア養成講座修了生とともにケアサロンの開設や仮設住宅を訪問
福島のお母さんたちへのケア講座およびサロン開催 「福島原発と健康被害」「傾聴学習会」など
こころの癒し講座
弘前笑顔プロジェクトのバスツアー参加者フォローアップ
仮設住宅訪問活動のための見学や相談
仮設住宅での活動をするボランティアグループや団体への研修
からだとこころのケア・ボランティア講座
宮城野区民生委員児童委員への研修と相談
利府町児童館職員研修会 震災後のスタッフと子どものこころのケア」
堺市社会福祉協議会&ボランティア連絡会研修会「堺で被災者をどう見守れるか?」
●福島県新地町での「災害ボランティアセンター」活動支援
⇒「新地町災害ボランティアセンター」の運営協力( 「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」と提携)
・ ボランティアコーディネーター派遣
・ 地域YWCA認証ボランティア派遣
・ 緊急救援活動(家屋の泥出し、片づけ)
以上は、8月末をもって一旦終了。
・・・ 8月10日から「しんち町生活支援センター」として組織改編・再スタート
-今後の予定-
・ 仮設集会所での「癒しプログラム」( 2ヶ月に1回)
・ 中学校で、月1回土曜日の補習クラスの開催
⇒新地町テレビ電話による子どもたちへのこころのケア
名古屋YWCAがテレビ電話による新地町の子どもたちへの傾聴および関係者によるスカ イプ会議を実施しています。
小学校側の担当は保健の先生、文部科学省には専門家も参加。
難しいケースがあった場合のフォロー等については保健室の先生または養護教諭を中心に詰めています。
8月末現在の相談回数 13回(述べ36名)
プロジェクトの概要は以上です。 引続きご協力をお願いいたします。
東北地方太平洋沖地震被災者支援募金趣意書(3月14日)をPDFで開く→
報告とお願い―東北地方太平洋沖地震被災者支援募金(3月23日)をPDFで開く→
御礼とお願い―東北地方太平洋沖地震被災者支援募金(3月30日)をPDFで開く→
被災者支援プロジェクト中間報告1(機関紙6月号特別付録)(2011.6.1)
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緊急行動の呼びかけ
新潟の柏崎・刈羽原発、静岡の浜岡原発の 即時運転停止を求めよう!
PDFで表示する→
3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震は、福島第一原発の1号機と3号機が炉心溶解するという大事故につながりました。被害はこれまで原子力行政が想定していた規模をはるかに超え、地球規模の放射能汚染が懸念されます。
現在、近隣の新潟県の柏崎原発・刈羽原発、静岡県の浜岡原発は稼働していますが、今後起こりうる大地震に備えて、これらの原発を安全に止められるうちに、運転の中止を求め、皆さんに行動を呼びかけます。
電力会社、日本政府、県知事に対し、FAXまたはEメールで要請をお願いします。 FAX送付の場合、ひな型をご参照ください。
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柏崎原発、刈羽原発の運転の即時停止を求める要請
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要請先 :
<電力会社>
東京電力株式会社 社長 清水正孝 様
FAX 0120−12−8589
Eメールはウェブサイトより送付 http://www.tepco.co.jp/info/index-j.html#info05
<日本政府> 原子力安全・保安院 御中
Eメール はウェブサイトより送付 https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
<新潟県> 新潟県知事 泉田裕彦 様
FAX: 025−280−5049
Eメールはウェブサイトより送付 http://www.pref.niigata.lg.jp/kouhou/1193760968244.html
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浜岡原発の運転の即時停止を求める要請
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要請先 :
<電力会社> 中部電力株式会社 社長 水野明久 様
FAX 052−957−1352
Eメール はウェブサイトより送付 https://www.chuden.jp/a/e/top.html?sn=tJlrr87mebN&li=
<日本政府> 経済産業省 原子力安全・保安院 御中
Eメール はウェブサイトより送付 https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
<静岡県> 静岡県知事 川勝平太 様
FAX 054−221−2164
Eメールはウェブサイトより送付 https://www2.pref.shizuoka.jp/all/ikenteigen.nsf/touroku
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海外からのお見舞い/激励
大地震発生から3月末日までに、海外のYWCAおよび関係者から多くのお見舞い/激励をいただきました。
以下順不同
ウクライナ、ロックフォード(米国)、マレーシア、デンマーク、タイ、フランス、オンタリオ(カナダ)、 ミャンマー、オーストラリア、イギリス、パキスタン、香港、イエローナイフ(カナダ)、フィンランド、
インド、オークランド(アオテオァロア/ニュージーランド)、バージニア(米国)、台湾、ジンバブエ、 ペルー、スリランカ、ソロモン諸島、韓国、レバノン、ヨルダン、パレスチナ、フィリピン、中国、成都
(中国)、フィジー、ハイチ、ジャマイカ
*その他、各国YWCA関係者
個人:ひろしまを考える旅参加者、パレスチナWitnessVisit参加者、韓国YWCA会員、世界YWCA総幹事/地域担当職員/運営委員、ほか
韓国YWCAからのメッセージ
日本YWCAの皆様
韓国YWCAよりご連絡申し上げます。 韓国YWCAは、金曜日の大地震の状況を知り大変な衝撃を受けています。
日本での観測史上最大の地震で、家屋や建物を破壊し、幹線道路を裂き、東北地方に押し寄せた津波が数百人の命を奪ったと報道されています。 私たちは日本YWCAの状況を深く憂慮しています。
皆様無事でしょうか。この大惨事にあって、苦難にある皆様のことがとても心配です。
そして私たちは、ただただ状況を傍観しているわけにはいきません。
物品と精神との両面でサポートできることを模索しています。
何でもできることがあれば、そしてニーズが明らかになった時点でいつでも、私たちに支援を呼びかけてください。
緊急時にあって、今すぐにでも連絡差し上げたいです。
本件に関する日本YWCAの連絡先電話番号、担当者を教えてください。
韓国YWCAの窓口は、以下のとおりです。
Director in YWCA of Korea is Susannah Choi.
Her E-mail is ssanna2000@ywca.or.kr
And her contact number is 82-10-2624-4679
これ以上、被害が拡大しないこと、そして被災者が出ないことを心から願うのみです。
日本のYWCAの皆様が、この惨事から立ち直られるようにいつも祈っています。
神様の恵みが皆様の上に注がれますように。
韓国YWCA 会長
カン キョチャ
韓国YWCA 総幹事
ヨー スンヒ
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東北地方太平洋沖地震に際して日本YWCA会長からのメッセージ (2011.3.13)
皆様のご無事を祈りつつ、配信させていただきます。
このたびの大規模地震災害に伴い、多くの方々の生命が奪われ、また、多くの大切なものを失われた方々がいらっしゃること、慰めの言葉もございません。
また、震災による福島原発の事故にともなう放射能汚染、被曝の実態など不透明なことが多く、大変憂慮しています。
仙台YWCAの方々との連絡はまだとれていませんが、福島YWCAの会員で日本YWCA運営委員の荒木紀子さんとは連絡がとれて、福島YWCAの皆さんは無事ですが、困難な生活を強いられていることがわかりました。
その他は不明です。早急に対応を考えていきたいと思います。
しかし現在、福島への交通手段は空路のみ、仙台へはアクセスがとれません。
支援については、緊急支援のほか中長期支援を考え、日本YWCAとしてしっかりした体制を組んでいこうと、本日役員会と日本YWCAスタッフが資料収集と検討作業に入っています。
明日3月14日(月)には、お知らせできるかと思います。どうぞ明確な支援策が決まりました際にはよろしくお願いいたします。
「核」否定の思想に立つ日本YWCAは、あらためて「核」への依存する私たちの生き方を問い直す声をあげなければなりません。被災者への支援と同時、核汚染の拡大を防ぐべく、
関係諸機関への厳しい監視と要請を行っていきたいと思います。
被災された方々の生活をとりもどす道があたえられますようにと祈り、
また、行動を進めて行っていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
2011.3.13
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