2008年09月03日
長崎 高校生 平和大使 平和を世界へ広める
8月19日、6名の長崎高校生平和大使(以下、平和大使)は、ジュネーブへの定期訪問で、世界YWCAへ力強い平和のメッセージを届けました。平和大使は世界各地の若者へ、核兵器が人類へ及ぼす悲惨さを伝えています。平和大使の一人は訪問で、「全ての核兵器は早急に廃絶されるべきです。」と述べました。

1945年8月、広島への原爆投下に続き、世界史上2つ目の原子爆弾が長崎へ落とされました。およそ4万人の命が一瞬にして絶たれ、最終的には7万人以上が死亡、数十万人が負傷や原爆による発病をしました。平和大使は、毎年8月にジュネーブを訪問し、大使たち自らが集めた「核兵器の廃絶と平和な世界の実現を目指す 高校生1万人署名」を国連に届け、世界平和のメッセージを広めています。
「私たちは、力を尽くして平和のメッセージを広めます。いつの日か、世界中へ平和が広まるはずです。」とは、[ミサイルよりもえんぴつを!]キャンペーンで精力的に活動している平和大使のコメントです。
このキャンペーンは、アジア各地の子どもたちが学校で勉強ができるように鉛筆を送るものです。「私たちは、人々がいつでも平和への希望が持てるように、平和の言葉を世界中に届けたいのです。」
また、平和大使に同行した訪問団の一人である長崎の被爆者は、原爆による苦しみと破壊の痛ましい経験を、この訪問で語り分かち合いました。「原爆が落ちたとき、私は10才でした。家族を失い、長い間この経験を語ることができませんでした。原爆は、私の選択の余地無く投下されたのです。」「原爆は全ての人を苦しめます。だからこそ、私たちは全世界から核兵器を廃絶しなければならないのです。」
平和大使は平和の象徴である折鶴などや、長崎YWCAからの次のようなメッセージを世界YWCAへ届けました。「長崎YWCAは、長崎が世界で最後の原爆被災地であることを願ってやみません。長崎YWCAは、平和な世界のために祈り、世界の全ての国々が核兵器を放棄することを切望します。」
ニャラザイ・グンボンズバンダ世界YWCA総幹事は、平和大使と日本のYWCAの活動に共感し、「日本のYWCAの活動は、一貫して揺るぎない平和の声となっています。私たちがまさにYWCA運動の中で培ってきたこと、それは戦争にNO! 平和にYES! ということではないでしょうか。」と平和大使を激励しました。
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