2007年11月29日
12月1日は世界エイズデーです。
世界の情報・日本の情報をお届けします
世界の女性たちのストーリー『もしも誰にもうちあけなかったら』発行

世界YWCAでは、今なお世界の各地で拡大を続けるHIVとAIDSの問題に力を注いでいます。日本は“先進国”の中では唯一HIVの感染が増加しているといわれており、HIVとAIDSの問題は決して通い世界の話ではありません。
日本YWCAでは、HIVポジティブの女性を含む、世界各地でHIVとAIDSの問題に果敢に取り組む女性たちのストーリー『もしも誰にもうちあけなかったら』を発行します。HIV感染者・被害者ではなく、“HIV・AIDSとともに生きる”彼女たちの言葉は、ほかの病と闘っている人にもそうでない人にとっても、目の開かれるものです。
注文のみお取り扱いしています。
お問い合わせは:日本YWCA/根岸まで 03-3264-0661 office-japan@ywca.or.jp
(英語版は世界YWCAホームページ http://www.worldywca.info/)
HIVとAIDSに取り組むための「10の行動計画」

ケニアのナイロビで今年7月に開催された、YWCA世界総会・国際女性サミットでの「Positive Women’s Forum(HIV陽性の女性たちのフォーラム)」で採択された、HIVとAIDSに取り組むための「10の行動計画」をご紹介します。
(全文のダウンロードはこちら)
1.HIV&AIDSに向かい合う力、差別や偏見を立ち向かう力、HIVに感染している、またはHIV&AIDSに影響を受けている女性や少女に寄り添い支援できる力を高めるため、女性や少女の指導力を養う。
2.HIV&AIDSに関する諸施策を発展させるため、HIVに感染している、または、HIV&AIDSに影響を受けている女性や少女が、有意義に意思決定の場に参加できるようにする。
3.法律などを通して、女性や少女の人権が守られるような社会をつくる。また、教育を通して、女性や少女の視点に立ち、私たちの人権について発言できる人材を養成する。
4.女性や少女がいかなる暴力からも開放され、身体的・性的・精神的に安全かつ安心して過ごせる社会をつくる。そのためには、男性や少年たちとも広く協力する。
5.すべての女性と少女の性と生殖に関する健康と権利の促進を図る。これは、すべての女性に対する母性保護、HIVやその他の性感染症への感染を最小限に止めるための安全な処置、女性が実行しやすいHIV感染予防法の普及などが含まれる。
6.女性や少女に対する教育、経済的安定、不動産の所有・相続等、財源に使用できる権利の保障をする。
7.HIVに感染した、またHIV&AIDSに影響を受けている女性や少女が利用しやすいサービス(安全な自発的検査・治療・支援など)を拡大する。また、コミュニティレベルでの自発的検査も促進していく。
8.若い女性や子どもの人権をよりよく守るため、実情に合わせAIDS対策の見直しを行う。また、感染拡大予防策を取る一方で、すでにHIVに感染した者への治療や支援にも十分に力を入れていく。
9.HIV/AIDの問題の変革の担い手となっている女性を支援するために、より多くの財源が必要であることを広く知らせる。一方で、利用価値のある財源を確保していく。
10.社会のあらゆるレベル(特に、各国の政治・立法・司法機関の高官など)において、女性の参画・エンパワーメント・リーダーシップを促進させる。
「女性のリーダーシップとHIV&AIDS」
私たちが、行動を起こすことで世界は変わります。私たちは、特にHIVに感染、またはHIV&AIDSに影響を受けている女性や少女に目をむけ、これらの10の目標を実現していくことを誓います。HIV&AIDSに影響を受けている女性および少女として、私たち自身が世界を変える存在になることができるのです。
(英語版は世界YWCAホームページ http://www.worldywca.info/index.php/ywca)
MTVフィルム・コンペティション

同じく7月のYWCA世界総会では、世界YWCAとMTV(エムティービー:ミュージックテレビジョン)が共催で、HIVとAIDSを題材としたショート・フィルム・コンペティションを行いました。世界各地から集まった、言葉も文化も異なるメンバーのチーム編成で、わずか48時間で作品をつくります。
優勝作品は、12月1日の世界エイズデーに世界中のMTVで放映されます。また、以下のサイトでもご覧いただけます。
http://www.staying-alive.org/48festkenya/media.html
(日本語スクリプトのダウンロードはこちら―『Choices』『Isolated』のみ―)

