2007年11月09日
「日韓ユース・カンファレンス2007」レポート

11月1日から4日まで、名古屋市内で「日韓ユース・カンファレンス2007」が開催されました。
日韓あわせて30名が参加したこのプログラムは、青年が自ら企画・運営を行うことで、国際交流を通じた青年のリーダーシップ養成を目的としています。また、東北アジア地域の平和構築も重要な目的となっています。
毎年のカンファレンスのテーマは、日本と韓国社会で共有できるものに焦点を当て、日韓の青年たちがディスカッションをして決定します。2005年から今年まで、ユース・カンファレンスでは一貫して「移住女性」をめぐる問題をテーマに掲げ、女性として社会の一員として、私たちが共に生きるために何ができるかを考えてきました。日本も韓国も、移住女性の受け入れ国として、移住女性との共生の道を探るという点で共通の立場に立っています。
今回は、カンファレンス形式から一歩踏み出して、多文化共生のためのアドボカシースキルとして、ワークショップの手法を学び・作り・発表することがプログラムのメインでした。ワークショップの講師に、名古屋NGOセンターより滝栄一さんをお招きし、日韓の参加者が通訳や自らのコミュニケーション力を駆使しながら、「移住女性」をめぐる問題を伝えるワークショップを一緒に創りあげていきました。

このほか、名古屋に在住のフィリピン人による劇団-DUYAN-をゲストに迎え、多文化共生をテーマとした劇や歌の公演をしていただき、交流会では日韓双方の音楽などの発表を介して、日本・韓国・フィリピンの参加者が言葉と文化の違いを超えて、交流のひとときを楽しみました。交流に終わるのではなく、このひとときが日常になる日を想い描きながら、カンファレンスは幕を閉じました。
東北アジア地域での平和構築の重要性が増す中、本プログラムは引き続き、国際交流・国際理解だけでなく、多文化共生社会へのリーダーシップ育成を目指していきます。

