2008年11月29日
『パレスチナの人々と連帯する国際デー』 11月29日
『パレスチナの人々と連帯する国際デー』である11月29日にちなみ、
JAI(パレスチナYWCA/東エルサレムYMCAジョイント・アドボカシー・イニシアティブ)が、
厳しい状況におかれるパレスチナに一層の関心を寄せることを呼びかけるメッセージを出しました。
1977年、11月29日を「パレスチナの人々と連帯する国際デー」として毎年守ることが、国連総会の場において世界に呼びかけられました。
1947年11月29日の国連総会で、イギリスの委任統治領であったパレスチナの分割を定めた国連決議181が採択されました。決議案が本来目指していたものは、パレスチナを分割することが、第二次世界大戦前後に何度も押し寄せていたユダヤ人移民の波とそれに伴う対立を解決する、一つの方法になるだろうというものでした。それまでは、多数派のアラブパレスチナ人の土地であった全土の55%が、瞬く間に拡大していったユダヤ人入植者たちに与えられました。さらに今日に至っては、アラブ人に許された土地は、たった2つの地区になってしまいました。
1948年には、少数派のユダヤ人は78%のパレスチナの土地を奪い、イスラエル国の建国を表明しました。イスラエルは建国のために民族浄化を進め、450のパレスチナ人の村々を破壊し、パレスチナ人を離散の民に変えてしまいました。今日800万人以上のパレスチナ人が、イスラエル国内や占領地、また周辺のアラブ諸国など、世界中に散らされた状態です。
さらに1967年には、残っていた土地の22%までもイスラエルに奪われ、広大な土地を没収しての分離壁の建設など、現在に至るイスラエルの入植やインフラの強行により、パレスチナは過酷な支配を強いられています。イスラエルのこのような政策は、事実を根こそぎ変えるものであり、もし、イスラエルによる入植が完結するというようなことがあれば、それは数々の国連決議で既に採択されている「パレスチナ人自身の国家」樹立が永遠に達成されないことを意味します。
2005年12月1日、国連総会はパレスチナ委員会に対し、11月29日のパレスチナの人々と連帯する国際デーを守ることの一部として、国連パレスチナ自治政府オブザーバーと協力して、この日にパレスチナの人々の人権を世界にアピールすること、また、パレスチナの文化を紹介することを求めました。さらに、国連加盟諸国に対しても、この連帯の日を引き続きサポートし、広めることを呼びかけました。
「パレスチナの人々と連帯する国際デー」に寄せて、パレスチナYWCAと東エルサレムYMCAが協力して進めているJAI(ジョイント・アドボカシー・イニシアティブ)は、もはや二重基準となっている国際法の執行とパレスチナ人とイスラエル人の対立を起こす公約を撤廃すること、そして、平和を創る世界中のパートナー・友人・団体・個人を励まし、真剣かつ確実なアクションを以ってイスラエルによる占領と全ての不正義に対し意義を申し立て、自由で独立したパレスチナ国家の樹立に積極的に力を注ぐよう呼びかけます。
11月29日、パレスチナの人々との国際連帯デーを覚えて以下のアクションを呼びかけます。
● パレスチナ・オリーブの木キャンペーンに参加し、オリーブの木を植えてください。
http://www.jai-pal.org/content.php?page=99
http://www.jai-pal.org/content.php?page=1
● あなたの国の国会議員に手紙を書いて、パレスチナの人々が希望を失わず生きよう、と呼びかけている、オリーブの木キャンペーンの支援や、パレスチナを訪問して事実を確認し連帯すること、また、イスラエルに対するボイコット・投資削減・制裁措置などのキャンペーンの主導・参加・決議を促してください。
http://www.jai-pal.org/content.php?section=24
● パレスチナの状況について、ディスカッション・ワークショップ・公開討論会などを企画してください。私たちは喜んで、オンラインで必要な情報を提供します。
http://www.jai-pal.org/content.php?section=4
● 女性のグループに連絡を取り、座談会やワークショップを共催してください。そして、占領下の生活が、女性や子どもに与える影響について喚起してください。
● 11月29日には、デモ行進やキャンドル・デモを行ってください。この週は、会議や礼拝でパレスチナ人の置かれた状況を考え、平和と正義のために祈ってください。私たちが作成した、"Solidarity Prayer Booklet"(「連帯する祈りの本」)もご活用ください。
http://www.jai-pal.org/content.php?page=122
● あなたの国や地域の人権・国際法・連帯を呼びかけるグループに連絡し、パレスチナの正義のために活動する地域あるいは全国運動を立ち上げてください。
● 見分を広めるパレスチナのツアーを企画する、またはJAIのユース・プログラム、オリーブの実収穫/オリーブの木植樹ツアーに参加する、あるいは多くの人に参加を呼びかけてください。
http://www.jai-pal.org/content.php?section=2
● 交換インターン制度を立ち上げ、ボランティアをJAIへ派遣してください。アドボカシー・リーダーを育てましょう。
● イスラエルが国際法と世界人権原則に従うまで、イスラエルに対するボイコット、投資削減、制裁措置キャンペーンに参加してください。
● 聖地の平和と正義のために祈ってください。
以上

