2007年11月26日
《緊急》バングラデシュのサイクロン被災者救援
11月15日夜から16日にかけてバングラデシュの南部沿岸地域を超大型サイクロン「シドル」が直撃しました。
数日前からサイクロンの上陸に警報が発せられ、住民の多くが避難していたといいます。しかし、今回のサイクロンは全土を飲み込むほどの大きさで、南部の低地を高さ6メートルの波が襲ったと報道され、約90万家族が家屋倒壊などの影響を受けたのではないかとみられ、バングラデシュの赤新月社(赤十字社)の総裁は死者が1万人に上る恐れがあると述べています。その被害は大変深刻です。
そこで、日本YWCAは、バングラデシュYWCAにお見舞をメールで送ると共に、サイクロン被災者救援活動を始めているバングラデシュYWCAに「サイクロン被災者救援募金」を送ることを決めました。
皆様のご協力を心からお願い致します。
<緊急募金期間>第1次:2007年11月22日(木)〜2008年2月29日(金)

バングラデシュYWCAからの情報を得ながら進めます。
バングラデシュYWCAより サイクロン被害状況報告

11月14日にバングラデシュを襲ったサイクロン「シドル」は、時速240~285km、150~175mphに達する速さと威力で、1世紀以上にさかのぼる観測史上、驚異的な猛威をふるいました。南部の低地は特に大きな被害をうけ、ほぼ壊滅状態となっています。
増水した川は防波堤を越えて溢れ、小作で収入を得る貧しい農民はもちろん、地域の農家は稲や野菜など、12月に迫った今年の収穫を根こそぎ奪われました。畑だけでなく、家畜へも被害は及んでいます。トタンの屋根は完全につぶれ、家・学校・樹木も計り知れないダメージを受けています。
また、Barguna/
Jhalokati地区のPatuakhali市は、5メートルの高波に襲われ、世界遺産・Sunderbansの4分の1が破壊されました。
11月26日時点(日本時間)での被害報告:
80万ヘクタールの耕作地
100万トンの米およびその他の穀物
28万戸の建物が全半壊
少なくとも3,447名の死亡を確認
特に被害を受けたBarguna地区では423名の死亡が、Patuakhali 地区では 385名の死亡が確認されています。バングラデシュ赤新月社(赤十字社)は、今後死者は1万人に達すると報告しており、500隻を上回る数の船とともに3000人以上の漁師が現在も行方不明になっています。通信の復興とともに、被害報告も急速に増えています。
今回の災害について、政府の避難勧告が届かなかった無数の離島住民からの情報採取は困難な状況です。首都ダッカは「シドル」の通過圏ではなかったものの、停電と停電による水の供給障害で首都機能にダメージを受けました。
数百万の人びとがわずかな所持品以外に食べ物もなく、路上で寝泊りをする日々が続き、数千人が依然行方不明です。現在は、深刻な健康被害も出てきています。これまでバングラデシュ政府は、150万人を2168のシェルターに非難させましたが、依然として海岸地帯に住む330万人は取り残されています。
想像を絶するこの被害は、政府、経済、そしてバングラデシュに住む人びとにとって大きな負担となっています。これまでUNICEF や CAREなどの国際NGOが、国内のボランティア団体および政府と協力して復興活動を展開してきました。
私たちYWCAは、皆様に被災者および被災家族へ食料と水の支援、そしてアフター・ケアとしてのリハビリテーションの支援を呼びかけます。そして、被災者のことをおぼえ、被災者がこの困難を乗り越えられるよう、祈りを奉げてください。
バングラデシュYWCA
会長 Rina Das
総幹事 Joyce M. Das
【募金振込先】
郵便振替 00170-7-23723 「日本キリスト教女子青年会」
振込用紙の通信欄に、国際協力募金「バングラデシュのサイクロン被災救援」
とお書きください。
【問い合わせ先】
日本YWCA 〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-8
Tel:03-3264-0661 Fax:03-3264-0663
E-mail: office-japan@ywca.or.jp http://www.ywca.or.jp
YWCA(ワイ・ダブリュー・シー・エー/Young Women’s Christian Association)は、キリスト教を基盤に、世界中の女性が言語や文化の壁を越えて力を合わせ、女性の社会参画を進め、人権や健康や環境が守られる平和な世界を実現する国際NGOです。1855年英国で始まり、今では日本を含む120あまりの国と地域で、約2,500万人の女性たちが活動しています。

